








INTERVIEW
先輩社員インタビュー

ネットワーク・エキスパート
勤務地:大分
Y.S
工学部 情報工学系
「いち早く地方の社会課題をITで
解決する」という価値を提供したい
オーイーシーを代表するネットワーク分野のエキスパート。日本とグローバルが地続きの、緊張感あふれる現場の姿を「一番重要なところを支えている」プライドを持って話してくださいました。会社の音楽イベントではボーカルとして参加しイベントを盛り上げる一面も。
「いち早く地方の社会課題をITで
解決する」という価値を提供したい
オーイーシーを代表するネットワーク分野のエキスパート。日本とグローバルが地続きの、緊張感あふれる現場の姿を「一番重要なところを支えている」プライドを持って話してくださいました。会社の音楽イベントではボーカルとして参加しイベントを盛り上げる一面も。
実務をしながら学んでいく、というのが一番大事
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まず、現在のご担当についてお話しください。
自治体のITインフラ基盤の構築や運用支援がメインですが、昨年度立ち上げたセキュリティ・サービスの提案、導入と販促を担当しています。
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担当としては公共系の比率が高いですか?
インフラ基盤の構築や整備は、プロジェクトとしての規模も費用も大規模なので、県レベルや大きい自治体様を対象とすることが多いですね。セキュリティ(プロジェクト)の方面は、技術的に導入しやすい民間企業様を中心に展開しています。比率としては、やはり公共プロジェクトが大きいですね。
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「ネットワークエキスパート」とは、どのような仕事ですか?
お客様が必要とするITインフラ基盤を実現するための提案から設計、導入支援そして導入後の運用支援を行う仕事です。
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オーイーシーへの志望動機は、どのようなものでしたか?
大学ではプログラミングの勉強をするような学部を出ました。出身は福岡なのですが、大分にも愛着があり、大分では一番大きい企業ということで志望しました。最初に内定をいただいたので、これもご縁ですね。
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入社されてからのキャリアをお話しください。
入社当初はシステムを開発するプログラマーを1年間ほどさせていただいた後、設計部分を担当するシステムエンジニアとして、自治体関係の内部情報システムの設計などをしていました。その後、入社6年目ぐらいから全く新しいネットワークやインフラを整備するエンジニアになりました。
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ご自身で代表的と思われるプロジェクトをご紹介ください。
シンクライアント環境の構築や、その先の運用支援が一番大きいですね。他には、県レベルの自治体様の仮想基盤(物理的なサーバ上で複数の仮想的なサーバを動かすことでコスト削減、運用性・拡張性を向上させる仕組み)の運用支援が代表的な仕事になるでしょうか。
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さまざまな資格も取ってますね?資格取得のために、どのような学びをして来ましたか?
ネットワークやセキュリティ方面の資格を取っています。ただ、難しいのはお客様ごとに最適なインフラ環境・構成が異なっていることです。なので、プロジェクトごとにお客様が使用されている機器やサーバなどの勉強をしてきました。実務をしながら学んでいく、というのが一番大事ですね。机上の学習も必要ですが、ベースとなるのは実務から学んで来たことだと思っています。

一番重要なところを支えている、という自負とやりがいがあります
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ネットワークエキスパートという仕事の面白さはどのようなところですか?
なかなか陽の目を浴びない領域なのですが・・・そもそもITインフラがないと、その上にシステムを構築することが出来ません。なので、一番土台になるところ、一番重要なところを支えている、という自負とやりがいがあります。
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さきほどご紹介いただいたセキュリティのプロジェクトというのは、どのような内容ですか?
お客様のパソコンやサーバをウイルスなどのサイバー攻撃から未然に防ぐだけのセキュリティのソフトとは異なって、そこからさらに進んでいます。サイバー攻撃が当たり前の時代になっているので、侵入された後にどうするのかといった分析をして、ウイルスなどに感染したときも、いち早くその状況を改善して事業の継続を支援する、というものです。今までのセキュリティ対策よりも一歩進んだ製品をお客様に導入するようなソリューションです。
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それは、ますます重要性が増す領域ですね。
今までは水際で対策することもできたのですが、現在はウイルス定義ファイル(既知のウイルスの情報が載った辞書のようなもの)にも載ってないようなウイルスって山ほどあって、AIでも作れます。なので、(ウイルスに)侵入されるのが前提で、その後にどのように対応するか。ウイルスの挙動や攻撃までのプロセスを分析して、その対策を提案・実施します。データ保護という点で見るとセキュリティだけでも不十分で、ウイルスによって攻撃を受けたデータを攻撃前の完全な状態に復元するためにはバックアップも必須になるので、セキュリティとバックアップのその両方を併せ持った総合的なソリューションを展開しているような状況です。
日本とグローバルの両方の動向をウォッチしながら取り組んでいます。
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環境変化の激しい中で技術も日々進化することが求められますね。
その通りですね。今の最新のウイルス技術が数年後には通用しなくなっていてもおかしくない状況なので、(ウイルス)攻撃の状況や動向をグローバルの視点でリサーチしています。外国では主流の攻撃もあれば日本に特化した攻撃方法もあるので、最新の情報を掴みながら日々やっている感じですね。
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日々の変化にキャッチアップするために、どのようなことを学習していますか?
ネットで国内のセキュリティインシデントを調べますし、今回(オーイーシーが)提供するシステムの中には、グローバルレベルのウイルス対策の脅威についてフィードバックしてくれる機能が備わっています。日々フィードバックを確認しながら起こりうる事態に備えて対処しています。
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正に日本とグローバルは地続きですね。
本当にそうですね。日本特有のものもあれば世界で流行っている攻撃の可能性もあるので、日本とグローバルの両方の動向を把握しながら取り組んでいます。

セキュリティのソリューションを担うことができる人材の育成は、社会の課題を解決するために必要
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今後どのようなキャリアを描いていますか?
仕事柄、いろいろな部署の人との連携が多いです。私は現在39歳ですが、感じているのは新しい世代とベテラン世代の狭間の世代なんだな、と。今後おそらくマネジメント的な役割を担っていく中で、これまでの世代と新しい世代の考え方を調和させながら新しい組織作りをするような立場になることができれば良いな、と思っています。
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ネットワークエキスパートという職種の重要性から後進の育成も重要ですね。
セキュリティ業務をできる人材はIT企業でも少ないのが現状です。しかし、重要性は増していくので、セキュリティのソリューションを扱う新たな組織ができるぐらいに大きくしていかないといけないですし、そこを担うことができる人材の育成は、社会の課題を解決するためにも必要になってきます。
会社の音楽イベントで歌を披露するそうですね?
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会社の音楽イベントで歌を披露するそうですね?
そうですね、趣味で。最初はある先輩から「バンドを組んで音楽イベントに出ないか?」と誘われてギターを弾いたのがきっかけです。でも、自分では歌う方が楽しいと感じたので新たにバンドを組んでボーカルを担当しています。
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オーイーシーとは、どのような会社ですか?
私自身がセキュリティのサービスをやって、改めて「オーイーシーの価値とは何か」を考えさせられました。ITの世界では、都会で当たり前で標準化されているものが地方ではそうではない、地方に届くまでにタイムラグがあるという現状があります。なので「いち早く地方の社会課題をITで解決する」ことが弊社の価値であり、存在意義だと思います。
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では最後に、オーイーシーを志望される学生の皆さんへのメッセージをお願いします。
私自身は大きな目標を掲げて入社したわけではないので恥ずかしいのですが・・全国のどの業態業種の会社にも入社できる可能性や選択肢がある中で「なぜ、大分のIT企業、そしてなぜオーイーシーなのか?」「入社して何をしたいのか?」を何となくでもイメージしておいていただきたいですね。そうでないと、入社してから「こんなはずではなかった」というギャップが生まれます。「自分がOECで働くことの価値」を想像して入社していただくことが大事だと思います。

ネットワークエンジニアのある一日の流れ
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出社。顧客の環境で問題が発生していないかステータスなどを社内からリモートで監視。
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メールを確認し、顧客から連絡があったものは返信など対応。
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提供ソリューションについて、課題であったり提案に関して協議が必要な場合は関係者で集まって打ち合わせ。
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会社の前で販売されるお弁当もしくは同僚と外食(社内の場合は動画を見ながら食べています)。
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顧客との定例会やソリューションの提案、説明会などの打ち合わせ。
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顧客からの問い合わせや課題の対応、提案や構築案件の準備、資料作成など。
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明日実施が必要な諸々の作業の ToDo(優先順位)を整理。退社。
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わたしのオフの過ごし方 その①
家の近くの公園に子供たちを連れて遊びに行きます。1週間の仕事の疲れも一緒に過ごすことで癒してもらっています。
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わたしのオフの過ごし方 その②
子供のころから今も継続している趣味はゲームとプラモデルです。子供を寝かせてから会社の同僚とゲームをしたり、コツコツ地道にプラモデルを作ったりしています。




