TALK SESSION
対談・座談会

オーイーシーで働く文系出身社員座談会
文系理系は関係ない、その人の個性や価値が大事
「文系社員でもIT業界やオーイーシーで働けるの?」と思っている方、必読の座談会です。同期の文科系出身社員3人がぶっちゃけトーク。営業、SEとキャリアの道は分かれましたが、仕事の現場でプロ同士として出会う場面も。口を揃えて「文系理系関係ない」。それよりも、大事なものは?も意見が一致しました。
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施設予約サービス部
施設予約導入グループ
パッケージ開発・アソシエイトF.S
2018年新卒入社
入社8年目。自治体向け公共施設予約システムの導入担当。要件定義工程から実際のリソースを対応。また、REPなどの営業支援も行う。無類の猫好きと、京都出身ということで同期内では「はんなり」担当。
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公共DX推進部
公共DX推進グループ
セールス・アソシエイトA.N
2018年新卒入社
入社8年目。自治体向け営業アシスタントとして見積・契約、売上処理等の事務処理を担当する。休みの理由のほとんどがライブ鑑賞であり、最近は野球観戦にも手を広げている。同期内では癒し時々鋭いツッコミ担当。
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DXビジネスソリューション部
ソリューション開発第2グループ
システム開発・アソシエイトT.K
2018年新卒入社
入社8年目。民間企業のプロジェクト、保守、営業支援業務に携わる。プロジェクトによるが、ここ数年は主にPLを担当。朝が弱いことはまだバレていない。(はず)自称おしゃれ天パ担当。
人として基本的なところが、どのような仕事でも大事
まず、現在のご担当についてお話しいただけますか?

A.N
以前は大分県内の自治体向けの営業をしていて、現在は営業事務として見積や契約稟議、発注や売上管理などをしています。

T.K
私は、主に民間企業のお客様向けのSEをやっています。既存システムの運用保守に加えてシステム構築プロジェクトなどにも参画して、PL(プロジェクトリーダー)として携わっています。

F.S
自治体様向けに公共施設の管理をする「施設予約システム」という弊社のパッケージシステムの導入対応をSEとして行っています。T.K君同様、プロジェクトリーダーをすることが多いですね。
大学時代はどのようなことを学びましたか?

T.K
大学では経済学部の地域システム学科というところでフィールドワークをよくしていました。パソコンとかそもそも嫌いだったんです。なので、情報系にはまったく関係していなかったですね。

F.S
文学部で心理学を専攻していました。私も学生時代はゼミやサークル活動でパワーポイントで資料をつくる程度で、プログラム系や情報系のことは一切やってこなかったですね。

A.N
私はT.K君と同じ大学の経済学部でしたが、経営システム学科で簿記や会社の決算書を読み解くようなことを学んでいました。

皆さん、なぜオーイーシーを志望したんですか?

A.N
大学のときにオーイーシーでインターンシップをさせていただきました。ただ、私は大学で学んでいることとは違うことがしたかったというのが動機です。オーイーシーには文系の人も多いことを知って、自分も頑張ってみたいなと思いました。

T.K
(志望動機は)三つあります。まず一つは、できれば地元の大分で働きたかったこと。二つ目はちょっとかっこいいのですが(笑)、ネット社会において世の中の変化についていきたいと思ったこと。三つ目は苦手なことを少しでも克服したいと思ったことです。私の兄はパソコンが得意で、いつも頼りきって迷惑をかけていたので。

F.S
私は二つです。一つ目は「手堅いこと」です。今後長い期間に渡って勤めていくということを考えた時「手に職をつける仕事を」と考え、ネット業界、IT業界であれば手堅いのでは、と思いました。二つ目は、会社説明会に行った際の印象です。文系出身の方が多いな、という印象を受けまして。文系理系関係なく適材適所で活躍されていることを人事の方から聞いて、「そんなに気負わなくても良いのかな」と思うようになりました。
では、入社する前にIT業界やオーイーシーに対してどういうイメージを持っていましたか?

F.S
IT業界や弊社は「難しそうだな」という印象でした。すごく専門性が高くて、やっぱり私にできるのかなと思いました。

T.K
IT業界に対しては、システムチックな社会基盤を作っているような印象を持っていました。

A.N
弊社には、真面目そうで堅いイメージを持っていましたね。
入社してからイメージは変わりましたか?

A.N
私が最初に配属された部署は、結構みんながワイワイ、横の人たちとのつながりもフランクでした。和気あいあいと話しながら、みなさん気軽に話しかけてくださいましたし、飲み会のときも盛り上がってめっちゃ楽しそうな雰囲気でしたね。

F.S
同感ですね。結構「パソコンが友達」みたいな仕事ばかりなのかな、と思っていたのですが、意外と対人でのお仕事も多いんだな、と思ったのが印象的でした。

T.K
思ったよりそんなに技術ばかり専門性ばかりじゃないな、と私も感じました。もっと人として基本的なところが、どんな仕事でも大事なんだろうなと感じました。

失敗をそもそも起こさないような仕事の基礎作りが必要
入社後に苦労されたことや、それを乗り越えたエピソードがあればお話しください。

T.K
とはいえ、専門的な知識も大事なのは確かです。たとえば私の部署だったら民間企業がお客様なので、さまざまな業界の業務内容を理解したり勉強したりしなければいけません。技術的な部分では、プログラミングの言語を学ぶ必要もあります。でも、いくつか経験する中でプログラミングでもお客様対応でも、共通する大事な要素が少しずつわかるようになってきたように思います。
苦労したという点では、緊急対応で失敗したことがありました。失敗して考えたのは「失敗をそもそも起こさないような基礎作りが必要なんだろうな」ということでした。

F.S
二つあります。一つ目は、T.K君と同じく業務知識です。私が担当するのは自治体様向けのシステムになりますので、たとえば自治体向けの補助金に関する知識や法律が変わった際の対応など、独自の業務知識が必要になります。当初は、そういった部分を理解することに苦労しました。
二つ目は、プロジェクトを動かす難しさです。数年前からプロジェクトリーダーをする中で、何人かをまとめてプロジェクトを動かしていくということの難しさを感じています。大変ですがSEはお客様とのコミュニケーションが多い分、ご不満をいただく立場にある一方「ありがとう」のお言葉もいただけるので、それが日々の喜びにつながっています。

A.N
営業として大変だったのは、お客様だけでなく社内の関係者と関わる人が多く、調整することでした。一つの案件ではなく、平行して調整する案件も多く、二人と同じく最初は知識も発せられる単語も分からないことが多く、一日があっという間に過ぎていきました。社内でも客先でもあれこれ言われる立場なので、正直メンタル的にきついことも多かったですが、お客様と会話ができるようになったり、気軽に相談してもらえるようになったりして、少しは成長できたかなと感じました。
SEから見て、営業の役割や価値とはどのようなものだと思いますか?

F.S
営業さんは、SEからの「これだけの金額をいただかないと対応ができないです」という要求を受けて、お客様に見積もりを提出してもらい、場合によってはお客様からは「予算に合わない」といったクレームを受けるわけですよね。そういった調整ごとを全部受け止めてくださっているのが営業さんなので、いつも板挟みにさせてしまって申し訳ない、というが率直な気持ちです。
当たり前ですが営業さんがいないと私たちの仕事も成り立たないので本当になくてはならない存在です。

わけがわからないままに、とにかく動いていた
次に、今までのキャリアの中で印象に残っているプロジェクトがあればお話しください。

T.K
要件定義から開発、導入まで自分で初めて全部やったプロジェクトが、一番印象に残っています。実際にシステムを動かす時にものすごく緊張した記憶があります。

F.S
(うなずきながら)私も初めてプロジェクトリーダーとして初動の要件定義から最後の導入まで担当した仕事や、初めて金額が大きいプロジェクトを担当させていただいた時のことは印象に残っています。自分に責任がすごくかかっているな、と実感した経験でしたので。

A.N
私も営業として最初に参加した入札が印象に残っています。前の営業担当が、自分が異動する前に会社を辞めてしまっていて、自分がやるしかなくて・・。仕入れ先の会社さんやSEさんとの調整の仕方など、わけがわからなくて。でも周りの人が助けてくれたおかげで、幸いにも仕事を取れました。「わけがわからないままに、とにかく動いていた」ことがすごく印象に残っています。
どういう時に仕事への達成感を感じますか?

F.S
先ほどお話したように、お客様から直接感謝や評価のお声をいただいた時やプロジェクトを完遂させた時ですね。無事に本稼働を迎えて、お客様に使っていただけるようにシステムが整ったときにやりがいを感じます。また他には営業さんと一緒に案件を取るためにRFP(提案依頼書)やプレゼンの対応などをした結果、お仕事が取れた時かなと思います。

T.K
システムでも何かの資料でも、自分がちょっとでもこだわったところが実を結んだ時や、逆に結果を受けてもう少しやり方を変えることができたな、と思える部分が見つかった時にやりがいを感じます。

A.N
営業時代では、入札が取れたりプロジェクトが完了したりした時に、お客様からの反応が良かったり、「とても助かっています」といった言葉を頂戴したりした時です。現在の営業事務では、3月に決算を終えて売上や諸々の処理がきれいに終わったときは「あー、終わった」と思えますね。

個人で何を学んでいたかが価値や役割につながる
では改めて、文系出身者がオーイーシーという会社で果たしている価値や役割とは何だと思いますか?

T.K
文系や理系というよりは、その人の個性や価値が大事だと思っています。個人的には、さきほどお話ししたように大学時代でのフィールドワークの経験という点で、コミュニケーション部分を活かせていたら良いなぁと思っています。

A.N
自分がそもそもこの会社に入った動機は、視野を広げたいということでした。その思いは今でも変わらなくて、特に営業の場合、アンテナを広げて自分で調べてお客様と話すネタにすることが大事ですが、それは文系であっても理系出身であっても大事なことだと思います。個人的には経済学部で学んだことは、現在の実務を行う上で役に立っていると感じています。

F.S
私も、個人で何を学んでいたかが価値や役割につながると思っています。逆に言うと文系だからって引け目を感じる必要はなくて「適材適所」だと、入社してすごく思いました。私も心理学を学んでいましたし、もともと人とお話するのが好きだったので、コミュニケーション面で皆さんのお役に立ちたいと日々頑張っています。
皆さん、同期ですね。これまでの話を聞いて、お互いをどう感じましたか?

T.K
「やっぱり仕事してるんや」って。

F.S
そうそうそう(笑)。改めて、ちゃんと仕事をしているんだと認識した、というのが率直な感想ですね。

A.N
同じようなことを思っていました、「ちゃんと仕事してるな」って。誰かさんは朝ギリギリにしか出社して来ないのに(笑)

T.K
はて誰のことやら・・。F.Sさんはもともとすごくしっかりしているイメージが新人の頃からあるので、そういう意味ではあんまり印象が変わったということはないですね。

A.N
私はF.Sさんとちょっと仕事をご一緒したことがあるのですが、お客様に対して堂々とわかりやすく話す技術が凄いしカッコいいなあ、と感じました。

F.S
嬉しい。照れる。私もその時のことを話そうと思っていたんです。あんまり同期と仕事をすることが無かったのですが、営業としてのA.Nさんは「かっけえな」と思いましたし、勉強させていただきました。

苦手なことから目を背けず、きちんと自分と向き合ってほしい
最後に、オーイーシーを志望する学生の皆さんへのメッセージをお願いします。

T.K
若い人は素直さと、ある程度のコミュニケーション力があったら、大体好かれると思います。あと、学生の時間を楽しんでください!社会人が楽しくない、という意味ではないです(笑)

F.S
弊社では、文系理系関係なく自分ができること、やりたいこと、得意なことを活かして仕事ができると思います。なので、いい意味であんまり気負わずに志望してください。また、学生時代に楽しんだ経験や思い出が社会人になってからも宝物になるので、就活だけではなく純粋に今の学生生活を楽しんでほしいです。

A.N
苦手なことから目を背けず、きちんと自分と向き合ってほしいなと思います。私は大学の時に、ゼミの仲間と、お互いの第一印象や自分のプラスポイント、マイナスポイントみたいなものをホワイトボードに書き出してエントリーシートのネタにしたんです。そういうところから自分を振り返ってみても良いと思います。情報系が不得意だと感じていても、弊社の説明会に来てみて、ちょっとでも興味があるなら話を聞きに行くなどして自分の視野を広げていただくのが良いと思います。
※所属部門/役割は2025年4月時点のものです




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